オフィス内でのファシリティコスト(スペースコスト)の考え方

オフィス内でのファシリティコスト(スペースコスト)の考え方

どのようにすればオフィスのスペースは無駄がなくなり、有効に使うことができるのか、オフィスのファシリティコスト(スペースコスト)について思いを巡らせたことのある人は多いはずです。ここではファシリティコスト(スペースコスト)についての基本的考え方と、オフィススペースの有効活用のアイデアについて解説します。

ファシリティコスト(スペースコスト)とは

ファシリティコスト(スペースコスト)とは、整理整頓、オフィスレイアウトの工夫などを行うことでスペースを有効に使い、あるいは無駄なスペースをなくしてコストを削減することです。典型的な例としては、要・不要が判然としないまま置きっ放しになっている書類を整理して半分の量に減らし、打ち合わせ用のテーブルと椅子を1セット置くことができた、といったケースが挙げられます。スペースコストは数字として実感しづらいことも多いのですが、無駄をなくして有効活用することができれば結果的にコスト削減を実現できます。

ファシリティコスト(スペースコスト)の見直し方、有効活用法

そもそもオフィスの中に常に余っているスペースがあるなら、そのこと自体が無駄とも考えられます。余剰スペースをなくす最良の策は、今より狭いオフィスに移転することです。社員数や仕事内容、設備・什器、資料の量などを総合して必要なスペースを割り出し、本当に過不足のない広さのオフィスに移るわけです。その発展型として、複数の拠点を統廃合する方法もあります。
ほかには、無駄な書類を徹底的に処理することも効果があります。書類の保管ルールをきちんと決め、それに従ってオフィスに置く書類の量を減らします。また、どうしてもスペースを取ってしまう書類、法的に保管期間が決まっている書類が大量にある場合は、外部倉庫に預ける方法も考えられます。書類に限らずですが、セキュリティや管理にかかるコストも考え合わせれば、外部に委託してしまったほうが大抵はコストダウンになります。

もう1つ、オフィスレイアウトを見直す方法もあります。デスクの配置、デッドスペースの活用、オフィス家具の選択、フリーアドレスの導入による省スペース化、面積は狭くても開放感のある空間作りなど、工夫できる余地はたくさんあります。オフィスデザインの専門家に依頼することも考えてみましょう。

余ったスペースを貸し会議室・レンタルスペースとして活用

オフィススペースの有効活用を行うことによって余ったスペースが生まれた場合、移転をする以外に、その余った場所を別のことに使うという考え方もあります。

例えば空いた部屋は、貸し会議室・レンタルスペースとして貸し出すことができます。それほど頻繁に使用しない部屋を作り出すことで、自社の会議室スペースやワークスペースとしても利用しつつ、借りたいという外部の人がいれば優先的に貸し出すわけです。これはスペースコストを削減できるだけでなく、プラスして利益を得ることができるため、オフィススペースの有効活用の発展系といえます。

部屋を貸し出すには、貸し会議室・レンタルスペースの予約サイトに登録し、情報を掲載する方法を利用するのが便利です。掲載は基本的に無料、余っているスペースを貸すだけなら初期費用もかからないので、リスクは限りなく少ないでしょう。平日の日中だけでなく、週末や営業時間外に貸し出すことも可能です。部屋やスペースが余っているけれど、オフィス移転はしたくないというときの活用方法としてもおすすめです。

オフィスのスペースは工夫次第でもっと効率的に活用することができます。そしてスペースを貸し出すことで別のビジネスに役立てることも可能です。スペースは貴重な資源と考えて貸し出しを検討してみてください。

スペイシー

オフィス内の無駄を省くことでコスト削減ではなく、業務効率も期待ができます。
空いたスペースにお困りの方、活用方法に悩んでいる方は一度貸し会議室・レンタルスペースとして貸し出すことを検討してみてはいかがでしょうか。スペイシーでは法人の利用者を中心に、さまざまな用途で活用いただいています。

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