落ち着いた環境が大切なヨガの教え方とマナー

落ち着いた環境が大切なヨガの教え方とマナー

ダイエットだけでなく、美容、肩こり、デトックスやストレス解消などさまざまな効果があるヨガ。インストラクターとして仕事をするのなら、生徒さんたちにはこうした効果をできるだけしっかりと感じてもらいたいものです。そこで今回は、ヨガインストラクターの方が知っておくべき、ヨガの教え方と、教える際のマナーについて詳しく解説します。

ポーズの教え方

ヨガインストラクターになったのなら、「いかに分かりやすく教えるのか」を常に研究し続ける必要があります。ただし、「教える」ということを意識するあまり、生徒さんの姿勢やポーズ、歪みを修正することばかりに集中してしまってはいけません。直接生徒さんの体に触れて正しいポーズに直すのではなく、自分が実演して見せたり、言葉で伝えたりすることを心掛け、体に触れるのは最小限にとどめるのが理想的です。大切なのは、「正しいポーズを作る」ということではなく、生徒さんの「挑戦してみよう!」という気持ちを引き出すこと。ひたすら正しい姿勢に直すことばかりを繰り返していては、生徒さんは自信をなくし、チャレンジする気持ちも失ってしまいます。もちろん、安全にヨガを楽しんでもらうためにはきちんとした方法を教えることも大切です。ですが、「ここがダメ」、「ここを直して」とマイナス点を指摘するのではなく、生徒さんのありのままを受け入れ、「もっともっと良くなる余地がある」と伝えることも、ポーズを教える際には重要なポイントとなるのです。

呼吸法の教え方

ヨガと呼吸法は決して切り離すことができない関係です。動きと呼吸を連動させることではじめてヨガの効果が得られるため、インストラクターとして教えるときには、まず呼吸法をしっかりと習得してもらうことが大切です。ポイントとしては、ヨガの呼吸は「吸うときも吐くときも鼻から」というのが基本です。この独特な呼吸法に慣れるまでは、ポーズの途中で呼吸を止めてしまう生徒さんも多いため、まずは呼吸法を意識するのではなく「呼吸を止めずに続ける」と意識することから始めてもらうと良いでしょう。「腹式呼吸」、「胸式呼吸」、「方鼻呼吸」、「ウジャイ呼吸」、「カパラバディ呼吸」、「シータリー呼吸」というように、ヨガの代表的な呼吸法をひとつずつ丁寧に習得してもらうように教えていきます。

ヨガを教える際のマナー

ヨガを習う生徒さんは、インストラクターの影響を最も大きく受けるものです。ヨガインストラクターを目指す方は、わかりやすく説明することはもちろん、リラックスできる声のトーンといった技術的なことをしっかりと身に付けておきましょう。そして、何よりも大切なのは、生徒さんが安心してヨガを楽しめるように、安全でリラックスできる環境を整えること。まずは生徒さんの立場になって、どのような環境が理想なのかを指導者としてしっかりと理解しておきましょう。

生徒さんたちに「また習いたい!」と思ってもらうためには、教え方が上手なことはもちろん、人として魅力的であることも大切です。上記で紹介した教え方やマナー以外にも、初対面の方の緊張をほぐすようなコミュニケーションスキルも磨いておきましょう。

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生徒さんに気に入っていただくためにも教え方やマナーはもちろん、清潔なスペースを用意することも大切ですので、レンタルスペースを活用してリラックスできるヨガレッスンを行いましょう。スペイシーではヨガレッスンにも最適なレンタルスペースをご用意しています。

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